屋根の形状③
皆さま、こんにちは!
浜松市・磐田市・湖西市で屋根のリフォームをやっている、
屋根工事専門店のかえルーフです🏠✨
今回は珍しい形状の屋根をご紹介致します!
入母屋屋根(いりもややね)
切妻屋根と寄棟屋根が融合したような形状の屋根です。
社寺建築に多く用いられ、神社やお寺によく見られます。
また、農村地域の一般和風住宅でも多く採用されています。
日本の風土によく馴染むだけでなくどっしりとした造りは耐風性や断熱性の高さを誇りますが、
屋根構造が複雑で高い施工技術が要求され、リフォームが大変なため減少傾向にあります。
錣屋根(しころやね)
寄棟屋根の上に一段の区切りをつけて切妻屋根を乗せたような外観の屋根です。
寺院建築の中でも特に古い屋根構造で、大阪府の四天王寺に用いられています。
バタフライ形屋根(ばたふらいがたやね)
屋根の端の方が高く中央が低くなっており、その名の通り蝶々のような形の屋根です。
雨水が屋根の内側に溜まりやすく雨漏りのリスクが高いため、基本的には採用されません。
しかし、北海道では無落雪屋根として採用しているお家がよくあるそうです。
また、長野県にあるペイネ美術館がバタフライ形屋根を採用した建築物として有名です。
のこぎり屋根(のこぎりやね)
片流れ屋根が連なった形状の屋根です。
昔の工場は電力供給が不安定だったため、採光面積確保の都合でよく採用されました。
電力供給の安定した現在では、凹んでいる部分からの雨漏りのリスクが高いために
わざわざ採用される理由のない屋根形状で見る機会も殆どないかと思われます。
群馬県桐生市では「のこぎり屋根工場跡地」が観光名所として保存されており、
年間430万人もの人が訪れるそうです。
招き屋根(まねきやね)
切妻屋根の一方を長くしてもう片方を短くした、段違いの屋根形状です。
またの名を差しかけ屋根とも言います。
屋根裏のスペースを多く取ることができ、換気性・断熱性・耐風性も良くて、
それでいてシンプルな造りなため施工費用も安く済みます。
現在、最も弱点の少ない優れた屋根形状だと言われています。
以上となります!
今回は変わった形状の屋根をご紹介致しました🏠
皆様が住まれているお家の屋根がどんな形状かを知ることで
リフォームやお手入れの際の参考になるのではないでしょうか。
最後までご覧頂きありがとうございました。
かえルーフでした!
浜松市・磐田市・湖西市で屋根リフォームの事でしたら、是非ともかえルーフへ🏠
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