雨仕舞い
皆様、こんにちは(*'ω'*)
浜松市・磐田市・湖西市で屋根のリフォームを行っている、
屋根専門店のかえルーフです🏠
本日は、「雨仕舞い」のお話です。
雨漏りを防ぐ、住宅構造は大きく二つに別れます。
それは、①雨仕舞と②防水です。
雨仕舞と防水の違い
「雨仕舞」を『広辞苑』で引くと、
「雨水の浸入や漏るのを防ぐこと。またその施工方法。」
と出ています。
しかし、これではいわゆる「防水」との違い
がはっきりしません。
そこで「仕舞ーあるいは「仕舞う」の意味を調べて
みると、「閉じるー、「なくす」、の他に
「片付ける」「始末する」があります。
つまり「雨仕舞」を技術用語風に言い換えれば、
雨水の処理になると思われます。
逆に、防水とは、
「不透水性の材料の連続面を形成して水を透過させない。」
防水材料には一般に有機材料を用いるため、
その耐用年数は比較的短く、
長期間の使用にはメンテナンスの繰り返しが欠かせない点か泣きどころです。
これに対して雨仕舞の工法原理は次のように表現できます。
「雨水が濡らす部位部材の形態と配置の選択によって表面や隙間の雨水を適切に処理し、不具合の発生を防ぐ。」
雨仕舞の手法は部材の寸法と位置が変化しない限り、同じ性能が維持されるため、
十分耐久性のある材料で構成すれば、長期間の使用に対して最小限のメンテナンスで済ますことができます。
この二点は雨仕舞の優れた側面です。
建築物の品質確保、長寿命化の実現がより強く求められる今後、
このような特長の雨仕舞手法の有用性は益々大きいといえます。
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